壁

こんな話を、ご存知だろうか。

釜山アジア大会開幕を2週間後に控えた2002年9月11日、当時U−21代表の名の下に終結したアテネ五輪出場メンバーは、ベスト布陣のジュビロ磐田と35分ハーフの練習試合を行った。
結果、7失点、無得点。
このころのジュビロ磐田は『向かうところ敵なし』でファーストステージ優勝を飾っており、その後セカンドステージでも王座を守りきり年間王者として君臨するのだが、それにしてもU−21代表の惨憺たる試合結果に関係者一同ショックを隠しきれなかった。ジュビロの流れるような攻撃にU−21代表DFは左右に振られ、ボールを持っても前を向けない。相手のプレッシャーに焦り、パスミスを連発。前半開始20分で4失点、見せ場すらつくれない、あまりにも残酷な光景だった。

で、なんの話かと言うと。

本日のフットサル女子大会、

大敗しました(ノ゜◇゜)ノ。

合計4試合したんですけども、その結果、1試合目→0−6、2試合目→0−4、3試合目→0−0、4試合目→0−4というわけで、
合計14失点無得点。


14失点無得点。


もちろん最下位であります。


上位から勝ち点14が2チーム、勝ち点8、勝ち点3と発表され、我がチームが「勝ち点1」と宣告されたとき、風子はあのU−21の対ジュビロ0−7の敗戦の記憶を呼び起こしていました。
最初は優勝目指して、次に1勝目指して、最後に1点目指してがんばったわけですが、まあ相手はなんつうか、ちゃんとチームで週1以上練習してて、ユニホームもそろってて、監督みたいなひともいて、という強豪揃いだったから、急造チームがかなうわけないのはわかってたんですけどね、うん、でも、ほら、えーと。
ぶっちゃけ悔しいんやってば!(>_<)
わーもうびっくりした、「こんなに歴然と差がつくもんなんや…」とあぜんとしました。ちょっと萎えるね。てかもう実戦練習がどうのという前に、もっと基礎を積まなくては。トラップとか、パスとか。
フットサルのフィールドプレーヤーは4人なので、おおまかに言って半分攻撃半分守備に使うんですけど(その中で攻める時間帯と守る時間帯ごとに臨機応変に人数をさく)、うちのメンバー2人では相手の攻めに対応できないのでどうしても3人は守備に回ることになるんですよね。最悪の場合は4人でゴール前を固める。そこからわずかなスキを狙ってカウンターしかけるわけですけども、せっかくビッグチャンスが来てもトラップミスやパスミスで自滅しまくるし、中央右寄りでボール受けてもう1本横パスで完璧に相手DFが崩れる!って思ってもそこに行くまえにつぶされるし。やっぱ何事も基本だということを痛感しました。ええ、ええ、そりゃもう痛く感じますとも。
こんなお遊びフットサルでもこれだけ悔しいんだから、Jのひとたちが試合で負けたら本当悔しいんだろうなあと思いました。まあ比べるべくもないことですけどね!
やっぱたいへんだわ勝負の世界に生きるって。

即席メンバーでできること、の限界を見た風子は、今まさに壁にぶちあたっているわけですが、シューズやボールやバッグを買ってしまったし(モロモロ2万近い散財)、フットサルへの情熱が冷めたわけでもないので、きもちが建て直しできたらまたがんばろうと思います。
うーん、でもやっぱりちゃんとチームを作りたいなあ、なんとかならんもんかなあ…。