続U−23オーストラリア戦。


真っ青に染まるスタジアム、というわけで昨日の感想です。
松井くんは試合に出られないということでベンチにも入らないのかと思いきや、一応サブに入ってました。試合前のスタメン発表のときサブ発表で名前を呼ばれてたのですが、松井くんのときはひときわ大きい声援が上がって風子の胸は熱くなりました。うう…。やっぱ愛されてるなあ、まちゅいくん…!
松井くんはサブがアップするときもずっとベンチでひとりさびしく座っていて(双眼鏡で何度もチェックしました)、ケガがうらめしかったです。早く回復して欲しい。

−−−高松−−−ヨシト−−−
−−−−−−森崎−−−−−−
駒野−−−−−−−−−徳永
−−−菊池−−−阿部−−−
−−那須−−闘莉王−−茂庭−−
−−−−−−黒河−−−−−−
トップ下がお休みなのでてっきり3トップで行くと思っていたら、高松ヨシトで試合開始。しばらくポジションがわからなくてどきどきしました。結局森崎くんが中央に入ったのですねー。
スタジアムで見てる限りではそんなに思わなかったのですが、ビデオチェックしたら菊池くんがとてもよくがんばっていました。守備では最後まで身体張ってるし、攻撃にもけっこう絡んでいた。終盤疲れも出てたんだろうけど、1試合通してあの働きだったら仕方ないと思える。ボランチで出てるの初めて見たんですけど、3番手ボランチとして計算できそう。両サイドできる駒野くんに続いてユーティリティの良さを見た気がしました。本人も正念場ってわかってたんでしょうねー。

この試合で特記すべきはふたりいまして、まずはヨシトから。
ホームゴール裏ではヨシトの旗がいくつもなびき、期待の高さがうかがえます。名前コールもヨシトがいちばん多かった。その声援に応えるように走り回るヨシトですが、結果は出ず。
松井くんがいない状況では、緻密なパスを出せる子がいなくて(森崎くんはどっちかというと上からのクロスタイプと思うの)、ヨシトへの裏へ抜けるようなスルーパスが通らない。高松くんがポストプレーをしてこぼれ球をヨシトが拾う、という展開になればいいのだけど、この日の高松くんはまるでボールキープできなくて、これじゃあ平山スタメンの方がマシだなあと思いました。
で、ヨシトががんばりすぎて自分でパスを出そうと下がってきてしまって、ますます攻められなくなってました。うー、気持ちはわかるんやけどなあ、チャンスメーカーになるよりシュートする方がヨシトは怖い選手になれるはずやからなあ、難しいところやなあ。てかやっぱり松井くん必要やなあ。

−−−−−−平山−−−−−−
−−−田中−−−ヨシト−−−
駒野−−−−−−−−−石川
−−−菊池−−−森崎−−−
−−那須−−闘莉王−−茂庭−−
−−−−−−黒河−−−−−−
後半になってその高松くんが平山と交代、内容的にも日本ペースになって17分にはたっちー(田中達也)が入って(テレビでベンチが映ったとき松井くんと高松くんがたっちー指差して大笑いしてたのが気になった)3トップになり、ここからが攻撃本番!と思いきや、やっぱりたっちーは不調のようで。出場すぐに、自陣でオーストラリアDFのパスカットから大チャンスがあったのだけど、シュートは上に外れてしまった。たっちーが攻めたらすぐ相手が2人詰めてきたんだけども、調子いいときのたっちーならもう少し切り返して中に入ってくると思うのですよね…。なんかこう思いきりがないというか。たっちーは他人を活かすパスもできる子なので、アシストさせて盛り上げてあげられればいいのだけど、たっちーがペナルティエリア左手前でボールを持っても、誰も追い越してこないし中に切れ込んでこないしでパスも出せない。後半だったから疲れてたのかなあ、駒野くんとか森崎くんとかもう少し早く深くサイドえぐってくれたらおもしろかたんだけどなあ。まあ駒野森崎は左サイドで積極的にポジションチェンジして抜きつ抜かれつして、広島パワー発揮してましたけど。ああいうポジチェンジは松井くん+サイド人員の間ではあまり見ない感じなのですがああいうのもやるといいのかもしれませんね。

そして風子が特記したいもうひとりは闘莉王であります。
闘莉王の攻撃参加は風子もアリだと思っています。だけどね、DFの攻撃参加は意外性が重要なんであって、上がったら上がりっぱなしっていうのはどうなのかと思うわけですよ。キミはFWなのかと問いたい。まあ、闘莉王がいらいらするのもわからなくないし、闘莉王が上がらないと中盤が埋まらないっていうのは2トップや3トップやトップ下の問題でもあると思うのだけど、闘莉王が上がりっぱなしなせいで那須くんや菊池くんに負担がかかって、オーストラリアのカウンターをくらって中央にしぼって守備をするためにサイドががらあきになって抜かれるし、それを止めようと森崎駒野が守備に回るから攻撃のときにサイドが上がってくるのに時間がかかってヨシトやたっちーの速さも活きない。何度も言いますがたまにはいいと思うんですよ、たまには。だけど、この期におよんで異議でくだらないイエローをもらったりするセンターバックに、冷静な攻撃参加への判断ができるとは思えない。おまけに前半のセットプレーのチャンスに、阿部っちも森崎くんも駒野くんもいるところで闘莉王が壁に当てて蹴っていました。スタジアム騒然ですよ「え、阿部ちゃうのん?」って。ていうか誰か止めた方がいいと思いますよ「おまえフリーキックの技術ないやろ」って。やる気と実力が伴わないのが、風子が闘莉王を気に入らないいちばんの原因だと思う。中盤へ上がってきたときだって、もう少しキープ力があったりパスセンスがあったりしたらカウンターくらうこともないのにさ。
とにかくヨシトのコースを邪魔したりするのだけはもう勘弁してもらいたいです。

昨日日記に書いた大久保嘉人はいい子です』について。
なぜかビデオ録画が最後までできてなくて、テレビでどこまで放送されたのかわからないのですけど書きますね。
試合終了後、選手がスタジアムをぐるっと挨拶してまわったのですが、そのときヨシトはどうもインタビューに呼ばれてたみたいでいなかったんですね。そんで、他の選手が挨拶し終わったあとでひとりで挨拶に回ってたの(なぜか後に平山も合流してふたり仲良くしてたんですけど)。
最後にホームゴール裏に来たとき、ヨシトってば看板を越えて近づいてきてくれて、深々とおじぎしてました。
長居はセレッソのホームだし、ヨシトの応援もすごかったからやってくれたんだろう。最近ヨシトは悪者扱いで(確かに『文句言い』なとこはあるんだけど)、でも前からヨシトはこういういい子だって知ってるファンにとってはやっぱかわいいんだ。礼儀だってわきまえてるし、試合中がつがつしてしまうのは『勝ちたい』って気持ちが強いからなのだ。あー早くゴールできたらいいのに、すかっと笑顔のヨシトが見たいです。
そういえばヨシトはナイキの青いスパイクじゃなくなってました。黒っぽかった。
でも髪型は今のがけっこう好きです。

対するオーストラリアはワンタッチパスがすごく目立っていて、ああいうのが日本のパスにも出てきたらいいのになあと思いました。でも背番号見にくいユニですね。

あと帰りの電車、いつも地下鉄を使ってたんですけどJRにしてみたら、鶴ヶ丘駅前の踏切で20分近く待たされものそい遅くなってしまいました。地下鉄なら踏切ないしなあ、今度からあっちで帰ろうと決意した7月天神祭りの夜。