うっ…!


やったねU−23代表パラグアイに快勝!(^∇^)。


というタグ文字を用意していたのですが…。
ごはん食べてすぐ寝て12時ぐらいに目が覚めてお風呂に入ってハーゲンダッツ食べ食べ試合開始を待ちました。
スタメン発表にてすでに度肝を抜かれた、ツートップのヨシト高松。それはそれでまあいいかなって思ってたんですけども、やっぱり慣れないことするとダメなのかしら。

−−−高松−−−ヨシト−−−
−−−−−−小野−−−−−−
森崎−−−−−−−−−徳永
−−−今野−−−阿部−−−
−−那須−−闘莉王−−茂庭−−
−−−−−−曽ヶ端−−−−−−
内容的にはもう『自滅』としか言いようがない。今までこのチームが『得点力不足』ながらも成績的にはそんなに悪くなく過ごしてこれたのは、ひとえにDFのみなさんのおかげです。失点を最小限で止めてくれてたから。それはつまり『DFラインの崩壊はチームのだだ崩れを引き起こす』ということで、これは小野ちんをもってしても止められるものではない。
開始5分の那須くんの致命的ミスは、でも実は攻撃陣にはさほどの影響はなかったと思う。解説長谷川さんもおっしゃってたと思いますが、むしろ目覚め薬になった。問題なのはやっぱり守備陣で、これまでJリーグでも横浜マリノスという強豪チームでスタメンを張り啓太なきあとキャプテンを任せられている那須くんのミスだったから、よけいびびってしまったのではないかと。風子もびっくりしましたもん。まさかあの那須くんが!って。後ろから相手が走りこんできてるの見えてたんじゃないかと思ったんだけど、バウンドが変わったからあわててしまったのだろうか…。早い時間帯でチームも落ち着いてなかったから、一呼吸入れるためにもセーフティでやっとけば良かったんですけどね…。

−−−高松−−−ヨシト−−−
−−−−−−松井−−−−−−
森崎−−−−−−−−−徳永
−−−今野−−−小野−−−
−−茂庭−−闘莉王−−阿部−−
−−−−−−曽ヶ端−−−−−−
結局DFラインが立ち直れないまま前半終了。後半に入って人事異動があり、トップ下に松井くん登場で、あわててユニを着てテレビ前に陣取る風子。こんなふうな出番になるとは思っていませんでした。那須くんに代えてだなんて。
しかし小野ちんをボランチに下げたことでボールが中盤でおさまるようになってくる。小野ちんが囲まれそうになったら松井くんがフォロー。そして右サイド徳永くんへパスを供給。徳永くんも今日は果敢に攻めあがって、あろうことか中盤に切れこんだりして、ナオくんばりのドリブル。やっぱ茶髪にしたのが良かったのか…!

−−−−−−平山−−−−−−
−−−田中−−−ヨシト−−−
松井−−−−−−−−−徳永
−−−今野−−−小野−−−
−−茂庭−−闘莉王−−阿部−−
−−−−−−曽ヶ端−−−−−−
ラッキーな判定でPKゲット(あれはどうみてもファウルじゃない)した高松くんに代えて平山投入。その後森崎くんに代えてたっちーINで、左サイドにポジチェンジする松井くん。ハラハラ、あの子サイドなんてできるのかしら…と思いましたがなんとかこなしていた模様(心配しすぎですか)。
たっちーからマイナスのクロスでヨシトが相手DFの股下を抜く落ち着いたシュートを決めるも3−4の負け試合。やりようによっては勝てる相手だっただけに無念です。
那須くんをけずったがためにDFラインに入った阿部っちも、小野ちんにプレースキッカーの座を奪われてしまっては目立つところがないのが現状。3バックの右なんて慣れないポジションだった、というのはわかるけど、最終ラインは抜かれたらおしまいだってことはいつぞやの近藤くんとの失敗で勉強済みのはずなのに、しっかりして欲しい。相手のマンマークにモニ(茂庭くん)を取られ、ヘディング阻止以外に魅力を感じない闘莉王しか残っていない状況では、阿部っちだけが頼みの綱なんだから。
ラストは闘莉王をトップに置きっぱなしにしてとにかく前線へパスを出す、というのをやったけど、うーん、風子はこれ好きじゃないんだ…。だって意味あると思えないんだもん…。前線の平山闘莉王あたりがヘディングで競ったあとのセカンドボールを誰かがちゃんと拾ってキープできるならいいと思うけど…。

今日の特記はやはり今ちゃんであります。
前半立ち上がりはみんな固くなっていて、パス回しをするときはボールが来てから「わっ」とあわてて反応するし相手へのプレスも後手後手、という中、ひとりだけすばらしい動きを見せる今ちゃん。相手の攻撃の芽をつぶすし、ゴール前へも飛び出すし、森崎くんがボールを奪われそうになったときフォローにも顔を出す。今ちゃんはどんなときでも自分の持ち味をすべて出せる感じで、頼もしいです。
それと、持ち味といえば縦への突破をばしばし見せてくれたたっちー(田中達也)のことも。点を取ってもすぐ取り返されてモチベーションが下がっていくところを、たっちーの『前進あるのみ』な姿勢が鼓舞してくれた。7月の終わりに「不調なのかな」と思っていた風子の心配は吹き飛びました。それでこそたっちーだ。

しかし風子のもやもやは晴れません。
何かというと、小野ちんの起用法についてであります。
松井くんに出番があるやなしやということもあって、風子は小野ちんが機能するかどうかにとてもとても注目していました。世間さまのように『小野さえトップ下で使えば前線にパスが通る』『小野を入れたら中盤が広く使えるようになった』という風にはまったく考えていませんでした。
そりゃあ確かに小野ちんはすばらしい選手だと思うし、頼りにもしていますけれども、サッカーはひとりの選手でなんとかできるようなシロモノではない。小野ちんが入ったおかげで劇的変化するわけでもないのに、直前のドイツ合宿からしか参加できない、親善試合で1度も試すことのできない、海外でプレーしている(U−23のメンバーとはJリーグで対戦しない)選手をオーバーエイジに呼ぶこだわりに、今でも違和感があります。
そしてそこまで山本監督が惚れ込む選手が相手にマークされるのはあたり前で、今さら試合中に「小野はなかなか前を向いてボールをもらえません」って、そんなのやる前からわかっていたはずだ。小野ちんが前を向けないときに誰がフォローに来るのかとか、トップ下の小野ちんが下がってボールをもらったとき、それを追い越して中盤で起点になるのは誰なのかとか、どうしてそういう準備をしていなかったんだろう。後半松井くんが入ってからのふたりの関係(距離的近さ)を見てると、この陣形は前半からやるべきだったんじゃないかとどうしても思ってしまいます。
一瞬のことでしたが、小野ちんが相手選手の胸倉をつかむところ、初めて見ました。あれでチームのテンパり具合が知れようというもの。次のイタリア戦では立て直してきて欲しいです。どういう構成でいくのが非常に楽しみであります。那須くんは復活するのか、小野ちんはどの位置にいるのか、そして、松井くんの出番はあるのか。
あと、日本選手のスパイクはなんであんなにつるつるすべってしまうのでしょうか。それも改善されることを心から祈ります。