お疲れさまでした。

まずはA代表アルゼンチン戦ですけども、アジアカップ終わりでJリーグ始まりのタイミングだということをふまえてひとこと申しあげるとこんな試合だった。


タルい。


開始4分でお見合い失点は百歩譲って仕方ないとしても、昨日の試合にこそ『自滅』という表現がふさわしい。どうしてこんな時期に試合することになってしまったのでしょうね、高いチケット代払って生観戦してくれるお客に見せるシロモノではなかった。サントスと加地くんは走ってなんぼの位置だけど、どうせハード日程だというエクスキューズがついてしまうんだろう。玉田くんもキレがあってこその日本代表なんだから、走れる選手がいないのならもっと状態のいい選手をJからひっぱってきて試せばよかったのに。
前線に駆けていくひとがいないから中盤でボールを受けるみっくん(小笠原くん)やふくにー(福西くん)はバックパスしかできなくて、おまけにみやもー(宮本くん)はいつもに輪をかけてパスミスしまくるし、得点のにおいなんかぜんぜんしない。まあみやもーはそれでも最終ラインからどんどん前に飛び出して行ってたのでかばいたいところもあるのですけど。
後半になって藤田さん投入。13分にはもっちー(本山くん)も追加で、やっと流れが変わるかと思ったけどゴール前へ飛び出してもパスが出ない。結局またセットプレーからのゴールが決まっただけで、ほぼアルゼンチンがボールにさわっていた。
とにかく、夜中のオリンピック観戦とフットサル疲れでいっぱいいっぱいの風子にはなんの感動も呼び起こせない内容でありました。
いちばん「おおっ」と思ったのは、にゃにゃみ(名波くん)の的確解説だったりします。


そして、U−23ガーナ戦。
ナオくん(石川くん)のすばらしい出来に胸が痛みました。男の意地だ。守備で徳永くんを重用したいのもわかるけど、ああいう動きが日本には必要だったんじゃないかな…。まあどっちにしても結果論なので難しいとこですね。
菊池くんは本当うまいのかそうじゃないのかよくわからない。この試合は本当に良かった。風子、菊池くんをDFとして見てたから頼りなげに感じていたのかもしれません。ボランチでの精度の高いフィードはいなもーも得意技にしていますから、あともうひとつ抜きんでたものを持てれば…。ジュビでは出番あるんでしょうかね。この経験を活かさなくては。
最近のヨシトのプレーは安心して見てられますね。あのヘッドも落ち着いていいシュートだった。
駒野くんの鎖骨骨折だけが残念です。これってどれぐらいで治るんだろう…。


松井くんに関しては今日は何もありません。年初の目標だったアテネはもう終わってしまった。1、2戦目に出場機会がなかったナオくんも「これが自分の実力と思うしかない」と言ってましたが、あれだけ小野ちんが取り沙汰された松井くんもきっとそう考えてると思う。あとは、日本に戻ってをJ1に昇格させて、何もかもそれからです。そのために京都に残ったんだから。
ファンタジスタには、もっと大きなはずの自分を探す、終わりなき旅が待っている。