今週の『新選組!』

今日は絶対につっこまねばならないネタがありましたな。それはつまり、俳優山本耕史、渾身のモノマネ。その前のシーンで「あんたが作った新選組だ」と言う斎藤さんやら、そういう思いで「過ぎたことには関心がない」と言いつつ組織図だけは燃やせなかった歳さんやらがとてもせつなかっただけに、「でもこういう笑いがなくちゃ三谷作品とは言えんよな!」と再認識したしだいです。でもこの『新選組に愛着を持つ歳さん』という角度は風子的にはかなり好感度が高い。くさなぎくんはまあどうでもよろしい。あと、勝海舟の立ち位置がいまいちよくわからないんですが。松平容保でさえ反抗できなかった上様(容保もどうかとは思うが)に「なぜ大阪から帰ってきた!」と詰め寄るくせに、恭順をすすめたのも勝海舟?ほー。これが江戸城無血開城ってことになるのかな。もしも勝海舟が京都にいたらどうなっただろう。近藤局長と同じ気持ちで「勝てば官軍」で策をこうじていたら、世の中変わっていた?。なんかもー「あとは新選組がばらばらになっていくだけ」と思うからいろんなひとに八つ当たりしたい気分です。悲しい。