親善試合 ドイツ戦。


代表からサッカーを知った風子ですけど、最近どう見たらいいのかわからなくなってきました。Jのチームだったら、今日のこの試合はこういう攻撃でいくとか、守備はいつもここがダメだから立て直そうとか、だれとだれのコンビネーションを良くしようとか、いろんな狙いがあって、試合後それができてたかできてなかったか、新たなつっこみどころはないのか、と感想を書くことができるのだけど。
今回は主力であるはずの俊輔や小野ちんもヒデもいないし、みやもー(宮本くん)もなっくん(中澤くん)もいない。つまり、チームとして成熟度を求める試合ではない。
そういう中で注目すべきところは個人技(あるいは特色?)のアピールかなと思ったのです。
というわけで、ドイツ戦での風子的観点はほぼいなもーのこと。

70分間のプレー。
風子的には良かったと思うんだけど、専門家が見たらどうだったんでしょう。とても気になる。
『ニュース23』の中西哲生の哲っちゃんは「非常に良かったと思います」と言ってくれていたけど(非常にってついてましたよね?)、セルジオは「途中交代は稲本がチームにフィットしていないと思われている証」とのたまっていて、心配してしまいます。わー。
でも昨日のいなもーは本当にがんばっていましたよね!日本の最初の大チャンス、前半26分で加地くんが右サイドをえぐってあげたクロスに飛び込んでいたいなもーを見たときに「おお!点取る気まんまんやな!」と思いました。みやもーもなっくんもいない4バックのフォローも見ながら攻撃参加っていうのは、復帰戦にしてはけっこうな重労働だったように思うし(まあファンの甘やかしですかこれは)。
持ち味の『攻撃的守備』(と風子は思っている、相手パスカットや突っ込みながらのインターセプト)も健在で、あれがアピールになればいいなあと思うんだけどやっぱり0−3の完敗ではダメかしら。

しかしあの腕のキャプテンマーク、どきどきしてしまいますね。

ユニの裾をハーフパンツからひらひらさせているいなもーを見たら、「あーほんまに帰ってきたんや」と思いました。たまに裾を入れてたりすると「裾を入れる瞬間を横国のひとたちは見たのか!」と思いました。テレビ画面では、右目でボールを追って左目でいなもーを追う、という状態でした。目が疲れた。

その他の選手では、そろそろ加地くんがブレイクしそうで楽しみであります。けっこう勇気持って上がってましたよね。アジア相手の「負けられない戦い」より、強豪相手の「勝ち負けより鍛錬」という試合の方が思いきって勝負できるのかもしれない。
ヨシトはこの試合のことは忘れて旅立てばいい。
お玉(玉田くん)は、ボールが入れば心意気はある。なんとか華を持たせてやりたいものだ…。
みっくん(小笠原くん)の広い視野は好きなんだけど、風子的『松井くんアンテナ』にはなぜか引っかかってこない。
ふくにー(福西くん)のプレーは、リプレイするともっとファウルっぽくなってしまうので、ちょっと笛が鳴ったぐらいならさっさとリスタートしてもらった方がいいな。

しかし正直なところ、萌えどころの少ない試合であった。

しかして衝撃的ないなももさんの観戦記。
『ピッチの中でもがいているようにみえた』……。そ、そうなのか…。普段いなもーをとても応援していらっしゃるいなももさんのお言葉だからよけい身にしみる。
実際のところいなもーはどうなんですか!なんでトップで使ってくれないんですか!トップでやらないと進歩もないと思うんだ!リザーブでしか使わないなら、なんでケガってわかってるいなもーを移籍期間ギリギリで獲得したりするんですか!「やっと試合出れるチームにいけるんだ」と思って喜んでたのにいつになったら使ってくれるんですかウエストブロミッチの監督!(T□T)。