中田コくんの特番。

バースディ、でしたっけ、関西では無視された中田コくんの特番を見ました。ビデオ録ってるひと探して。
代表選手ってテレビで見れる分、遠い存在に思えるけど、みんなひとりの人間でそのひとには1度きりの人生であって、移籍に関してやいやい言いがちだけどやっぱり選手の意思を尊重…というか、どんな選手でも応援してあげたいなあと改めて思ってしまった。
選手本人にだってどうなるかわからない、一歩先にはケガなどで選手生命さえ一瞬にして失ってしまうかもしれない世界。
なんかちょっと哲学っぽいことを考えてしまう。


ところで「同じフランスの、2部リーグに移籍した松井大輔の…」というくだりが出てきましたよ。やっぱりな!
イムリーに松井くんの公式で中田コくんが出てて、おおっと思いました。
中田コくんが代理人の田邊さん(いつもお世話になってます)に「選手も一社会人」というような訓示を受けているシーンがあって、これは契約する選手全員にやるという話だから松井くんもやったんでしょうな。
最近では国内移籍にも代理人がつく場合もあるんだろうけど、基本的に代理人契約までしようと思う選手は将来的に海外に出たいという希望を持っていて、そういうひとは自分の売りとかウィークポイントとかしっかり知っているし、中田コくんのようにひとつのパスミスが移籍の窓口を閉じたり開いたりする、そういう良さも怖さも表裏一体の世界にいるのってすごくハードだ。海外に出た(あるいは出ようと考えた)、それだけで選手として一段上にいく、というのはやっぱり本当にあると思う。海外組偏重というわけじゃないけど、まず人間として成長しますよ、精神的に。
そして一度でも「今のままでいい」と思ってしまったら、あとは転落の一途をたどるだけ。


シビアな世界だ、本当。