コンフェデ、メキシコ戦。


実は中継と天秤にかけたあげく睡眠をとってしまったので、ビデオ観戦でした。今日は情報制限してたつもりだったけど、さすが代表戦、一日無事で過ごせるわけありませんな。
ですので日本負けたのねん…としゅーんとしながらビデオ見たんですけども、見終わってびっくり。
うん?アジアでの勝利戦よりすがすがしい気分ですよ?

攻撃にしても守備にしても、「思ってたよりやれるんやん」というのが正直な感想。ダイレクトのパスワーク、連動した追い込みなど、W杯予選やアジアカップなどいわゆるアジアの戦いでは見られなかった連携があった。
1点目はとても幸先のいいすばらしいゴールでしたね。求めていた流れからの得点。みやもー(宮本くん)のパスからみっくん(小笠原くん)キープ、加地くんの上がり+ピンポイントクロス、そしてあっちゃん(柳沢敦)の決定的お仕事。すてき。
しかして1失点目は、その連動した守備でボールを取りに行ったところの一瞬のマークのずれ(受け渡しの悪さというのか)を突かれた。アジアでは味わえないですよね。アジアで同じことがあっても枠を外してくれてたはずのシュートを、あんなビューティフルに決められては仕方ない。
2失点目はサントスと茶野さんがついてたみたいやけども、うーん、やっぱりあれは「中澤だったら対抗できた」と言われてしまうのだろうな。

メキシコ戦での風子的いい子は、なんと加地くんですよ!(^∇^)。
いつもなら縦突破だけだったけど、この試合では中に切れ込んだりミドルシュート打ってみたり(2本ぐらいありましたね、マジでびびった)、ちょっと生まれ変わったぐらいの勢いがあった。守備でもよくマークついてたし、やっと戦力として考えられたなー(^∇^)。
逆サイドはあいかわらずの辛口批評であります。

交代は、俊輔→いなもー、みっくん→大黒くん、茶野くん→お玉…。お玉のところは攻撃的シフトだけど、前者2つは、この並び順だとなんか不思議な感じがします。俊輔は腰がダメだったのかなー。でもコメントによると俊輔は相手の7番のマークを指示されていたそうで、俊輔がその役をもらうってことは、負担がかかっても大丈夫っていう判断だったのかなと思うのだ。それなのに後半14分(まだ同点の段階)でいなもーと交代…?なんかヘンじゃないです?
いなもーはそりゃ飛び出しを得意としているけども、なんか…、なんか風子的に違和感がある(はっきりこれが原因と言えないのが自分でももどかしいのですが)(あと稲本の髪色は地元メディアにも注目されていますとかいってアップにしたりするのアホほど恥ずかしいのでやめてもらいたい(^∇^))。
そしてその次に来たみっくん→大黒くん。大黒くんはいつも「いいところに飛び出したら代表では必ずパスが出てくる、満男さんとか小野さんとか俊輔さんとか」と言ってたのだけど、この3人が誰もいない状況になってしまった。これでは大黒くんの良さは活かせないように思う。しっかり見ててくれないといい状況で使えないのが大黒くんの飛び出しの良さだから、パサーは必要不可欠なのですよね…。まあ、じゃあ誰と交代ってことになったらそれはそれで問題はあるのかもしれんけども。だからサントスがんばれっつってんだろ!ふくにーとかはスルーパス出すイメージないけど、どうなのかしらん。ヒデはなー、相手のマークもきついからなー。まあお玉が入って3トップになったら、あっちゃんが大黒くんとお玉を使う感じになれば強いかもしれない。

このコンフェデは勝ち負けより、てかむしろ負けてウミを出すことに意義があるので、そういう意味ではとてもいい試合だったと思った。なっくんがいないときに高さをどうするか、マークの受け渡しの練習、FW同士の連携、引いて守るんじゃないチームとの対戦。
負けても悲観的にならなくていい試合って、楽しいですね!