静岡遠征話。

Jリーグ最終節 1×0 を見に行きました。
まずは試合感想。
神戸はもう戦力外通告も済み、移籍していくだろう選手やベテランを外して、若手選手をフル活用。なので、連携がどうのというよりもう気持ちで戦うしかないゲーム。右サイドのカンジョがこの日もキレキレで(マジ最高、めっさ惚れる)、一対一なら必ずしかけるし突破するし早めにピンポイントのクロス上げるしで、守って守ってカウンター狙い。
一方ジュビロは、ややふがいなさが目立った…。だって相手はほとんどレギュラーのいない神戸ですよ、どう転んだって3−0は固いと思ってたのに。
勝ちきれないジュビロという噂は聞いていたけど、これがそれなんやなーと思いながら冷静に見てしまった。両チームともに、熱狂できるシーンが少なかったです。

その中でも目をひいたのは、神戸では前述のカンジョと、ジュビではにゃにゃみ(名波くん)。
にゃにゃみってあんなにカッコよかったっけ〜!?(^∇^)。神戸が中盤をすかすかにしてしまう場面が多かったとはいえ、前を向いてボールもらえば的確なスルーパスを出しまくり。「これがいわゆる『攻撃を組み立てる』ってやつか!」と開眼する思いでした。松井くんや俊輔もそういうところはあるんだけど、にゃにゃみはもっとどっしり構えて後ろから全体を見張ってる感じ。頼もしかった。
試合終了後は引退セレモニーやら今季終了のご挨拶やらあって、寒かったけどやっぱり最終戦っておいしいなと思いました。

土曜日は、浜松着いてすぐジュビロオフィシャルショップへ出かけたり(ジュビロサブレにチョコチップ入りが出てた!)、ひそかに名店多しというぎょうざを食べに行ったり、試合が終わったらお約束のうなぎを食べたりしてました。うなぎは、佐鳴台のほうのお店に行ったのですが、佐鳴台って普通の住宅地というか、そういうところなんですね、そんでそこに家族連れが来てたりして、サッカーがどうのこうのしゃべってたりして、「ああ静岡県民は小学生のころからうなぎを普通に食して普通にサッカーの話題をして普通に女子もサッカーをやってるんだな」としみじみ思いました。

そんで日曜日は、ジュビロ大久保グラウンドという練習場に行ってきましたー。
試合では出場停止で見られなかったふくにー(福西くん)や、風子の連れに「太った太った」と言われておったカレンちゃんなどを見学(カレンちゃん、太ったんじゃなくて筋肉がついたとかなのかな?)。たぶんもうなかなか行けない場所なので、いろいろじっくり見ました。やっぱりあのサックスブルーはきれいだ。好き。

練習場というとサンガのしか行ったことがないので、同じような感じを想像していたのだけど、さすがやっぱり、本場静岡の強豪チームは格が違うというか。観客数がぜんぜん違いますね。
一応出待ちみたいなこともして、よしかつくんが出ていらっしゃるところは拝見したのですが、あれだけの数に毎回ファンサービスをするとなるとけっこう大変。でもよしかつくん紳士的でした。

本当は中山さんとにゃにゃみを待ちたかったのだけど、寒いしもうすぐお昼ごはんだってことで退散してしまいました。ワーン。あわよくばサインしてもらおうと、中山さんのユニ持っていってたのになあ。
そう、ユニといえば、ユニにサインしてもらうときって、下にスケッチブックや色紙のような、固いものを敷くのですね!初めて知った!風子、松井くんにサインしてもらったときは、ふたりでぎゅーってユニをひっぱって平らにしただけでした。松井くん何も言わずに書いてくれたけど、本当はひそかに「こいつ下敷きぐらい持ってこいよー」とか思ってたのかしらん…!

まあそんなこんなでたどりついたのは念願の葛城北の丸であります。2002ワールドカップの折、日本代表が宿舎として使っていた、和風建築のすばらしいホテル。
当時の写真とかもちょっと展示してあったりして、たった3年半前のことなのに、すごくみんなが若く見えました。
そして食事は、きのこの炊き込みご飯(桜海老入り)が激ウマでした。
おみやげはもちろん、代表選手にも好評だったというレトルトビーフカレーです。

静岡の旅、とてもおもしろかったですー。
来季は暖かい時期に遠征したいです。