小野ちん話。

小野 初司令塔で貫録アシスト


うーむ…。
我ながら勝手な気もするが、小野ちんまでトップ下争いに顔を出すということになると心配になるのはMF枠。
自分のスタイルを模索中の松井くんにとって、これはいい話なのかそうでないのか。


風子は小野ちんが日本にいたときはさほどサッカーを見ていなかったので、実際のところ彼がどういうプレーヤーなのかよく知らない。代表ではボランチという認識があったけど、それも、いなもーのようにパワフル守備や前線への飛び出しやシュートへ持ち込む勢いといった具体的なイメージがあるわけではなく、しいていえばパサーという印象がある。
つまり、小野ちんは、どこをやりたいわけ?
周囲は、小野ちんに、どういうプレーを期待しているわけ?
これはW杯メンバーが確定しないことには判明しないのであろうか…。


松井くんが京都にいたとき、またルマンへ旅立ったころ、風子は彼がW杯に出るや否やということはさほど問題ではないと思っていた。
確かに日本代表としてアテネに出た松井くんはがんばっていたから応援したけど、代表選手となると松井くんの良さが減るような気がしていた。なんていうか、極論すればどこでもそうなんだということはわかってるけど勝利至上というのが代表の場合大きい。京都やルマンでは「松井くんらしいプレー」が見れれば喜んでいた風子からすると、代表での『自己犠牲をしてでも勝たなければならない戦い』ていうのが松井くんには合わないような気がしてたから。


もちろん風子も日本代表は興味もあるし、だいすきだし、日本人の原点だと思う。W杯ではいちばん応援している。だから、松井くんが日本代表への思いを話すと、すごく嬉しい。自分の好きなチームに自分の好きな選手が「選出されたい」と思ってくれるのは、すごく嬉しい。


23人しかドイツに行けない。
そのことを思うとつらいなあと思う。
風子がW杯で見たい選手と、W杯に必要な選手というのがかならずしも合致しないだろうし、合致しても23人しか行けないからあぶれる選手がどうしても出てくる。
ああ…。


小野ちんが浦和に戻ってくることになって、風子はかなり焦った。
ただでさえ人間的にも好かれている、まわりをいかすことのできる小野ちんが国内組になっていっしょに練習するようになったら、連携が良くなる。そのこと自体はすごくいいんだ、すごくいいことなんだ、日本が強くなるんだから…、だけど、だけど、だけど。


結構早く取れた 素直に喜ぶ大黒


これも嬉しい話題ではある。けど複雑…。
FWはいったいだれを連れていけるんだろう。
こういうの嬉しい悲鳴っていうんですかね。