甲府×清水(テレビ観戦)


ヴァンフォーレ甲府
実際のところ上位にいるわけではないので、甲府がすべて良いというわけではないのだ、けれども、このチームを見ていると、「サッカーってこんなに激しく楽しいものだったんだなぁ」と毎度思わされる。

短いところで細かく回すパスワーク、ボールを取られたらすぐその取られた本人が取り返そうとする気力、前線深いところまでチェイシングに行く前めの選手、守備でチャレンジを恐れずスライディングするのはフォローを信頼しているから、攻撃にうつったら後ろから後ろからどんどん出てくる選手たち、もううまく言えないけどすばらしいサッカーをしていますよ、ヴァンフォーレ甲府は。

清水の試合はそんなに何回も見てるわけじゃないんだけど、今日は甲府に負けじとプレスも早く縦へのパスもドリブル突破も良くて、攻守の切り替えのきびきびしたいい試合だった。
けどこれも、甲府が引き出してるように思えてならない。
たぶん清水や他のチームも、潜在能力としてはこういうスピーディーさは持っているんだと思う。サッカー人口のトップレベルがJリーグなわけだし。
けど、大一番の試合以外では「なあなあ」になりがちなその真剣さとか一触即発さとか、そういうものを甲府と対戦すると研ぎ澄まされてしまうんだ。決定的なスター選手がいない中、持ってる能力を最大限に使わないとJでやっていけないと苦労してきた甲府だから、そういう「一途さ」に、相手チームの選手たちもいつのまにか必死になっている。

今日は風子を甲府好きにさせてくれた杉山新選手が2ヵ月ぶりに復帰とのことで、超嬉しかったです。まだ試合勘は若干アレなのかなと思わせたけど(まえの杉山ならもっといろんなところで「マジで!?」という登場の仕方をしてくれた)、でもよく走ってくれたよな〜

あ〜決勝点欲しかったけどいい試合だった〜沸かせてくれるよヴァンフォーレ甲府
今日は茂原さんの日じゃなかったです、それだけです。