M−1グランプリ見ましたー。

去年はフット(フットボールアワー)優勝が嬉しくて『祝!』って打ったものだけど、今年はちょっと、なんか、うん、後味があまり良くないというか。
いやー、アンタッチャブル優勝は妥当と思いますですよ。決勝戦、最終決戦のネタとも、迫力があった。謙虚芸人山崎くん最高。
南キャン(南海キャンディーズ)のしずちゃんは今日動き激しかった(^∇^)。力出し切ったな。
麒麟はまあ実力は発揮できた気がする。見慣れたネタだっただけにどうかなと思ったけど、最終決戦に出られて良かった。


つまり、最終決戦に出た3組についてはいいと思うんだ、だけど、風子が一押ししていたのは笑い飯だったから、やっぱりそれが、うん、つらいな。
てか笑い飯どうしちゃったの。本当技術は上がってたけど、それゆえに勢いがなくなっていた。これじゃ笑えない。ボケも小さいし、ボケにボケを重ねていくという『売り』がまったく活きていなかった。うーん。これより他にネタなかったのかな。かなりショック。最初ネタに入ったとき、スピードがものすごく遅くて、「でもこっからの巻き返しが…」とどきどきしていたんだけど、あ、あ、と思っているうちに終わってしまった。
自分の日記を読み返してみたら、2002年のM−1感想で笑い飯のことを「すごくうるさくてしゃべくりまんざいが好きな風子的にはちょっとひっかかるものがあるんですが、洗練されたら笑い飯の良さがなくなるなーと思ったり。」と書いていて、わあそのとおりになってしまった…とちょっと思った。
あーん、来年どうなるんだろう、心配だ。


今年は他のコンビもちょっと小粒だったかなあ。風子が期待しすぎたのかしらん。千鳥はなかなか一皮むけないし(中世ネタキター!とは思ったけど。あと2年連続トップ出場も不利だったとは思うけど)、東京ダイナマイトはこれ自分らでも納得いかん出来やったんちゃうかなあ(小朝師匠もなんでこのネタって言ってましたね)。タカアンドトシは本当熟練というかベッタベタというか、上手いことは上手い(けど古さも感じるかもしれない、ネタのせい?)、トータルテンボスはテンポ良かったけどもうひと盛り上がり欲しかったし。ポイズンガールバンドの不思議漫才はけっこう好きだけど、今年はまだだなって思った(えらそうですみません)。
ていうか、松っちゃんが審査員降りてる時点でけっこう萎えた。松っちゃんがおることがM−1の意義やったのになあ。